アリゾナ月報 リカちゃん 生まれます/小島康宏 (集英社) 忍者ブログ
15/12/31に閉鎖しました。 次は http://tsuwablog.seesaa.net/ でお会いしましょう。
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さて昨日の「バービーと私 着せ替えドレスを作り続けた半生記 」
から続いて、今日はリカちゃんです。

日本で「着せ替え人形」というと、
まずリカちゃんを思い浮かべる人が多いのでは?
リカちゃんはバービー以上にこの手の本が
なかったので、販売になると聞いたとき
本屋まで走ったー。

+ + + + + + + + + +

筆者はタカラ(現タカラトミー)の社員として、
リカちゃんの開発にかかわった人物。
前回、バービーはイレギュラーだったと書いたけど、
リカちゃんも負けず劣らずイレギュラー。
当時は人形といえば赤ちゃんか幼児体形かの
どちらかしかない時代。
そんな中でリカちゃんは「赤ちゃん」でもなく
「大人」でもなく「少女」を体現することが
できた初めての人形だと思います。
本には当初大人には評判が悪かったと書いてあります。
「こんな貧弱な人形売れないよ」とか。
ただ少女達の間では逆にその「貧弱」といわれる部分が
「ほっそりとしていて、まるで少女漫画から抜け出したような」
と映り、またたく間に人気者となります。

かくいう私も幼少の頃は常にリカちゃんと一緒でした。
一度は手放してしまったんだけど(諸事情で)、
大人になってから手に入れ直した。
状態はそんなに良くない子なんだけど、
安堵感が得られましたよ。
もうそのときには他の年代のリカちゃんが
手元にあったんだけど、
やはり自分が遊んでいた年代のものは特別です。

本を読んでみて感じたことは、
なんとも幸せな時代があったんだなぁと。
見ず知らずの大人達がここまで子供達のことを考えて、
作ってくれたということが。

今日ではもうそんな感覚がないと思うんだけど、
私が小さかった頃って、大人と子供の区別がしっかりあって。
たとえば着る服ひとつとっても
「子供はそんなもの着ちゃいけません」とか。
もちろん化粧はもってのほかで。
そんな中でリカちゃんは自分ができない格好ができて、
自分とは比べちゃいけないくらい美少女で
なんでもできそうで、いいなぁって。
なんというか「夢を託す」って感じですかね。
今の子からすればつまらないのかもしれないし、
あやふやで非生産的なのかもしれないけど、
そうやって想像することができたっていうのは
なんだかよかった気がします。
リカちゃんは良き友であり、伴走者であったのかなぁと。
繰り返しになりますが、そんな大人達に見守られて
子供時代を過ごせたのは幸せだったなぁと。

私はそんな大人にはまぁなれなかったんだけど、
現在でも人形を手放せなかったりします(苦笑)。
あ、それと子供ダメだわー(これいっていいのかな?)。
いいのかなぁ? 悪いのかなぁ?
といったところで今日はここまで。


筆者の小島康宏氏は2013年10月20日にご逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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都環加音
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自己紹介:
都環加音(TSUWA,kanon)
「カノンはツワモノだね」ってことで
安直に生まれたHN。漢字は適当につけた。
オランダ語で「大砲」の意。
その他のことについてはここを参照。
12月。いよいよラスト。
アリゾナ月報です。
初めて1日更新かな?
31日の閉鎖に向けて記事書いているんだけど、
終わりがまったく見えません・・・・・・。
やっぱり閉鎖後にちまちまアップする
羽目になるんだろうか・・・・・・。
年末になにやっているんだろうなー。私。
はてさて31日までにどのくらい記事を
アップできるでしょうか?
やっぱり閉鎖後もかな・・・・・・。
そんなラストな月報をお楽しみください。

2015年12月1日 管理人:都環加音
当ブログのくわしい情報はここを参照のこと。
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